SCROLL

Crosstalk

透明画像 キービジュアル画像 キービジュアル画像

回復期病院における病棟看護師の働き方

ベテランのリハナースだからこそ語れる“回復期看護の取り組み方”や“成功談”“失敗談”を聞いてみました。 急性期看護からリハナースへ転身した看護師がそのギャップの克服方法や働き方について何を語ってくれるのでしょうか。(司会者)

メンバー

    • 日野病院

      日野病院
      病棟3F北看護課
      看護師(師長代理)

    • 日野病院

      日野病院
      病棟3F北看護課
      看護師

    • 日野病院

      日野病院
      病棟3F南看護課
      看護師(副主任)

  • 急性期病院の看護との違い

    SECTION01

    みなさん急性期看護の経験者ですが、前職での急性期看護と当院でのリハ看護でギャップを感じたことは有りますか?


    • 〇〇さん

      急性期病院では毎日入退院や手術があり、医師の指示をやりこなすのに精一杯の日々でした。
      自身の力量不足でもありますが、患者さんの訴えを傾聴し寄り添った看護が出来ませんでした。
      当院の回リハ病棟も日々多忙であることに変わりはありませんが、上司が私の意見に耳を傾けてくれること、またスタッフ間のチームワークが良いことなど、患者さんに寄り添った看護を提供するのにとても働きやすい職場であることに驚きを感じました。

    • 〇〇さん

      以前の急性期病院では嚥下機能障害のある患者さんに対して、経口摂取訓練を1回だけトライし、難しそうであればすぐにあきらめて経口以外での栄養摂取を目指しましたが、当院では間隔をあけて何度もトライし、できるだけ経口摂取が出来るように模索するところが大きく異なり、リスクの捉え方が全く違うことに最初は戸惑いました。

      • 業務内容に違いも多いようですが、前職とのギャップをどのように埋めてこられましたか?

        • 〇〇さん

          急性期病院では出来なかった、患者さん・ご家族に寄り添う看護(退院後どのような生活を望んでおられるのか、日常生活はどうありたいのか等を入院時より情報を得て、主治医や介護士、担当セラピスト、病棟専任管理栄養士等と共にチームで)実践を心がけることでそのギャップを埋めつつ、退院支援に繋げています。

        • 〇〇さん
          患部の治療行為をメインとしたかかわりではなく、病気や麻痺を抱えたままご自宅に帰るためにはどのように生活を再構築すればいいのかという考え方にシフトし、患者さん、ご家族とし っかり話しをしていくようにしました。
  • リハナースとしての働き方について

    SECTION02

    当院で活躍していると思うスタッフの特徴を教えてください。

    • 〇〇さん

      私の周りでは「患者さんやご家族に信頼関係を築ける人」や「リーダーシップを発揮できる人」が活躍していると思います。

    • 〇〇さん

      私の病棟では「自分の意見を率先して発信できる人」や「患者さんの意見をよく聞ける人」 が活躍していると思います。

      「協調性のある人」や「柔軟に対応できる人」も活躍していますよね!?

      • では、みなさんがリハナースとして心がけていることを教えてください。

        • 〇〇さん

          入院期間が比較的長いため、患者さんがストレスをためないようにそしてできるだけ楽しく過ごせるように「笑顔で」声掛けをするように心掛けています。
          また、リハビリテーションでできるようになったことを一緒に喜び合うことでリハ意欲を維持してもらえるように気を付けています。

        • 〇〇さん

          入院時から退院支援を行うため、とにかく多職種との連携を心がけています。



      仕事での失敗談 も有ったら教えてください。

    • 〇〇さん

      新規の入院患者さんが増えていた時に、ある患者さんを別の患者さんの名前でずっと呼んでいてしばらく気づかなかったことです。
      失礼なことをしたと気づいてすぐに謝罪しましたが、患者さんは「なんか違う名前やな―と思ってた!」と笑って許してくれました。大失敗のエピソードです。

    • 〇〇さん

      入職して間もない頃に他のスタッフとの情報共有が出来ておらず、スムーズな退院支援が出来なかったことです。
      回復期では主治医だけでなく、管理栄養士や薬剤師、退院支援相談員やケアマネなど本当に多くの職種との情報共有が重要であることに気づくきっかけとなりました。

  • 当院での業務とワークライフバランスについて

    SECTION03

    当院での思い出に残る仕事のエピソードはありますか?

    • 〇〇さん

      急性期病院から当院に転院されてきたある患者さんは、気管切開チューブ、膀胱留置カテーテル、点滴を施行中であり、EDチューブから経管栄養を行っていました。
      両手にミトンも装着しており、発語も困難で寝たきりの状態でしたが、積極的にリハ介入した結果チューブ類は全て抜去。中でも、気切チューブは早期に抜管でき、発語できるようにもなり食事も自己摂取できるようになりました。
      食事形態のアップはとても早く、口から食べる喜びを味わうことが患者さんにとって最大の喜びであったと強く感じました。すぐに寝たきりの状態から車椅子生活へも変更となりました。

      患者さんからは「担当してもらって良かった。退院したら病棟に連絡するわ。」と感謝のお言葉を頂戴しました。
      実際に患者さんより「杖で歩いてるよ。日野病院でリハビリ頑張って良かった。」と約束通り電話をいただくことも出来ました。
      担当させてもらえた喜びと多くの学びを得られたことで、回リハ病棟の「すばらしさ」や「やり甲斐」を感じることが出来たエピソードです。





    当院ではワークライフバランスの実現は出来ていますか?


    • 〇〇さん

      私は朝、子供を小学校に送り出してから出勤し、比較的定時帰宅も可能であるため、帰宅時に子供を学童・保育園に迎えに行くこともできています。

  • これから入職を目指す方へのメッセージ

    SECTION04

    みなさんはどんな方と働きたいですか?
    看護師だけでなく、様々な職種で言える人柄や人間性などを教えてください。

    • 〇〇さん

      私はコミュニケーションをとりやすい人と働きたいです。
      当院は特に情報共有が大切な職場で他職種とのカンファレンスも多いので、普段からスタッフ間同士で気軽に声を掛け合いフォローし合える間柄だとよりスムーズに働けるからです。

    • 〇〇さん

      「一緒に楽しく働ける人」「明るい人」、当会の理念に沿って「患者さんの思いに積極的に寄り添える人」をお待ちしています!!

      • みなさんの将来のビジョンについてお聞かせください。

        • 〇〇さん

          全ての患者さんに「日野病院に入院して良かった」と思ってもらえるような看護を目指しています。
          そのために、患者さんが自分の親だったらどうして欲しいのか?大切な人、もしくは自分自身が患者であればどうして欲しいのか?をチームで日々言い合えるような環境づくりをしたいと考えています。

        • 〇〇さん

          回復期リハビリテーション病棟に努めて約3年経ちましたが、まだまだ学びはたくさんあると思っています。
          回復期の患者さんとの『密』な関わりが好きなので、リハナースについてもっとたくさんの経験を積み地域社会に貢献できる看護師を目指していきます。



      本日は貴重なお話をありがとうございました。
      リハナースとしてのご活躍に期待しています。

一覧に戻る

採用エントリーの画像 採用エントリーの画像

ENTRY

生命の花を咲かせる仲間になりませんか?

  • 日野病院の画像

    日野病院

  • 介護老人保健施設 ソルヴィラージュの画像

    介護老人保健施設

    ソルヴィラージュ

  • 日野クリニックの画像

    日野クリニック

  • 在宅サービスの画像

    在宅サービス

  • 介護老人保健施設 ソルメゾンの画像

    介護老人福祉施設

    ソルメゾン

  • 看護小規模多機能型居宅介護 ソルテイルの画像

    看護小規模多機能型
    居宅介護

    ソルテイル